毎日子供の体に触れていますか?
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いつもご覧いただきありがとうございます。
突然ですが、みなさんは毎日どれくらいお子さんの体に触れていますか?
数えきれないという方、素晴らしいですね。
ぜひこれからも、スキンシップを通したかかわりを続けてください。
全く触れていないという方は、少し立ち止まって一緒に考えてみませんか?
スキンシップは、親子のコミュニケーションの基本にもなるものです。
ぜひ、この記事を読んで意識してみてください。
目次
スキンシップで子供が分かる
「子供のことなんて触らなくても分かるし、今更恥ずかしいし・・・」
という考えの方も多いのではないでしょうか。
確かに、そういいたくなる気持ちも分かります。
私が以前、お子さんの落ち着きがなくて困っているという相談を受けていた小学校5年生の保護者の方も、同じような考えを口にしていました。
実際、もう2~3年はまともにお子さんとスキンシップをとっていないということでした。
子供のことは分かっているからスキンシップはいらない。
果たして、本当にそうなのでしょうか。
子供というのは毎日、驚くような成長をしているものです。
今のお子さんの身長、体つき、肌の調子、温かさ・・・
こういったことをお母さん方に聞くと、スキンシップが少ないお母さんは答えられません。
反対に、毎日スキンシップを取っているお母さんはすぐに答えることができます。
「この時期は少し肌がかさついてて乾燥している感じがする。」
「また知らない間にあざを作ってきていた。元気なのはいいけど少し心配だなあ。」
「最近、指先が冷えていることが多くて気になっている。」
「少しずつ体つきが変わってくるのが分かって驚いた。」
こんな風に、毎日スキンシップをしているお母さんたちは、お子さんの微妙な変化を感じ取り、たくさんの情報を集めています。
成長している様子はもちろん、体調の微妙な変化が身体に表れた時も、そのわずかな違いに気付くことができます。
そして、早め早めに対応することができるのです。
心の変化も分かる
スキンシップで分かることとして、体の変化はもちろんですが、心の変化も感じ取ることができます。
分かりやすい例でいうと、心の不調が出ている時には爪を噛んで爪がガタガタしていたり、鼻をほじって鼻の周りが赤くなっていたりすることがあります。
よく見ていれば分かるのですが、気にしていなければ見逃してしまうことも多いサインです。
また、はっきりとは出ない自傷行為(自分の体をひっかく)などで、少しひっかき傷が残っていたり赤くなっていたりする場合もあります。
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これらは意識して子供に触れなければ見落としてしまいやすいサインです。
早めに気付き、対応することで子供の心を守ることにつながります。
最近、子供の様子がおかしい、元気がないと感じる方はぜひスキンシップを図りながらお子さんの様子を確かめてみてください。
子供の心が満たされる
子供の目線から見れば、これが1番の効果だと思います。
子供は親の愛情を求めています。
言葉でほめてもらってももちろん嬉しいのですが、親にぎゅーっと抱きしめてもらった時の愛情に勝るものはそうありません。
照れくさくて「やめろよ」とか「なんだよ」なんて気恥ずかしそうにするお子さんもいますが、心は満たされているのです。
愛されている、という実感を一番感じやすいのがスキンシップです。
子供は愛されているという実感があると、自分自身に対して肯定的になり、日々を前向きに過ごすことができるようになります。
ぜひ、お子さんの心を愛で満たしてあげてください。
ただし・・・思春期には注意!
基本的に、小学校段階であれば上記のように抱きしめてあげても問題ないと考えていますが、最近は思春期が早いお子さんも結構多いです。
思春期真っ盛りの男の子は、母親とのスキンシップを拒絶しますから、そこで無理やり抱きしめようとするのは逆効果になってしまいます。
小学校6年生以上で、スキンシップを試みようとしたときに、極端に拒絶するような態度を示したり、普段から思春期と思われるような態度で生活していたりする場合は、あからさまなスキンシップ(抱きしめる、手をつなぐなど)をとるのは控えるようにしましょう。
目標は毎日1回のスキンシップ
スキンシップの効果について説明してきましたが、具体的にはどのくらいスキンシップをとればよいのか。
お子さんがあまりに多くてうんざりしていなければ、上限はありません。
親子のコミュニケーションツールとして活用してください。
少ない場合でも、最低毎日1回はスキンシップを図ってほしいものです。
ちょっと体に触れてみる、汗を拭いてあげる、頭をなでるなんてことでも構いません。
小さなところ、やりやすいところから始めてみてください。
男の子の親に多いのですが、それでも恥ずかしくて・・・なんて場合もありますよね。
そんな場合には、まずは寝てるお子さんの頭をなでるところから始めてもかまいません。
ご自身のできる範囲で良いので、少しずつスキンシップを積み重ねていきましょう。
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