算数

算数嫌いの小学生に送る算数が楽しくなる5つのアイテム

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みなさんのお子様は算数が得意・または好きでしょうか?
算数はいつの時代になっても苦手な教科のトップに君臨しています。
数字を見ただけで頭がこんがらがってしまう子もたくさんいます。

 

今日は、そんな算数が苦手、あるいは嫌いなお子様が少しでも算数に対して楽しい、やってみようと思えるような5つのアイテムを紹介します。

算数嫌いな子に向けて紹介していますが、算数好きな子は更に算数が好きになること間違いなしです。

ぜひ手に取ってご覧になってみてください。

 

目次

①量や大きさの違いを直感的に理解できる!「さわって学べる算数図鑑」

 

 

この本は、遊びながら算数のセンスを磨くことができる本です。

足し算、掛け算、分数から、図形や立体まで、算数に関する様々なことを、しかけを通して体感できる図鑑です。

説明を読んだり、計算したりするだけではわからなかったことも、いろいろな種類のしかけを使って直感的に理解できます。

 

<この本のみどころ>
算数が大好きになる体感型算数本!
算数って難しい、数や図形だけを見てもよくわからない。そう思ったことはありませんか? そんなときにぴったりなのが、『さわって学べる算数図鑑』です。
算数が得意な子どもは、数や図形を、文字としてではなく、実感できる量や重さで感じています。
この本は、動かす・開ける・組み立てるなどの行動を通して、数や図形がどのようなものなのか、実感できる本です。
例えば、立体のページでは、展開図を組み立てるとどんな形になるか、実際にやってみることができます。また、分数のページではどの分数とどの分数が同じ大きさなのかが分かる仕掛けにより、通分や約分などの計算が、単に計算方法を覚えるのではなく、実感として理解できます。そのほか、かけ算とわり算の関係や、いろいろな形の特徴も、触って遊びながら学べます。
全ての文字にルビがついており、小学校1年生でも一人で読めます。親子で読むなら幼児でも楽しめます。親子で一緒にしかけを動かしたりクイズを出し合ったりして、算数をおもいっきり楽しんでください。
引用:amazon販売ページ

 

何と言っても、たくさんのしかけが目を引きます!
個人的にイチオシなのは、分数と立体のしかけです。

 

 

机上で数字を操作するだけでは難しい分数の計算も、この図鑑のしかけで遊んでいるうちに大体の大きさの感覚をつかむことができます。
どれもとても興味深いしかけばかりです。

 

 

私が小学6年生と一緒にこの図鑑で算数の勉強をしたとき、「もっと早くこの本を知りたかった!」と大絶賛していました。
やはり、子供にとっても、直感的に分かることで理解しやすいようです。

 

家庭なら一家に一冊、学校ならクラスに一冊置いておいてまず間違いない本だと思います。

 

 

②遊びながら基本を身に付けるならこれ!「みんなで遊ぼう!算数ゲームブック」

 

 

日本を代表する数学者である秋山仁先生監修の本書。

 

こちらの本は様々な計算問題や計算の練習をゲームを通して楽しみながらできるところがポイントです。
教科書の練習問題のように、ただひたすら並べられている問題を解くのは誰にとっても退屈です。

 

この本には、足し算コイン取りゲームや九九ビンゴゲームなど、楽しみながら計算の機会を増やす工夫がされています。
ゲームで遊んでいるうちに、子供たちは教科書で取り組む以上の計算問題を自然と解き進めているのです。

 

収録されているゲームは全部で12種類あり、テーマは、くり上がりのある足し算、くり下がりのある引き算、分数の計算、時計の読み方、時間の計算など、子どもがつまづきやすいものを中心にピックアップされています。

 

 

こちらも分数の計算などは楽しく取り組めるような工夫がされています。
最初にルールだけ確認すれば子供同士でも楽しく遊べるのがポイントですね。

 

 

③計算と論理的思考力の両方が身に付く!「マスマジシャン」

 

次はかなり本格的なカードゲームです。
カードゲーム好きな子供はハマること間違いないでしょう。

 

ルールは簡単。
お互いに相手がもっている3つの数字を当てるゲームです。
数字を当てるためには、手札にある質問カードや魔法カードを使って数字を絞り込み、推理する必要があります。

質問カードの内容には例えば以下のようなものがあります。

・「AとBを足すといくつになりますか?」
・「このカードは奇数ですか、偶数ですか?」
・「三つの数をかけ算するといくつになりますか?」

 

などなど、足し算からなんと連立方程式、因数分解までカバーできてしまうゲームなのです。
取り組む学年や年齢に応じて、必要なカードを選ぶことで難易度の調整も簡単にできます。

 

推理力、観察力、論理的思考力などが必要とされますので、このゲームに夢中になっているうちに、算数と国語両方の力を伸ばすことができます。
やり方が分かってくると、だんだんと見通しをもって取り組むことができるようになり、どんどんレベルの高い戦いになっていきます。

 

小学校高学年になってくると、大人が本気でやっても勝てないくらい上手に戦略を立て、推理してくる子供もいて大人も夢中になってしまいます。

 

カードゲームにはまって必要のないお金をつぎ込んでいるならば、こちらのカードゲームに切り替えてみてはいかがでしょうか?
高度な推理戦が、子供の頭脳を呼び起こすこと間違いなしです!

 

また、アルゴクラブからも推薦されており、ゲームでありながらその質の高さには高い評価がされています。

 

 

④瞬時に計算するひらめきと思考力を鍛える!「脳トレゲーム ジャマイカ」

 

今はやりの算数グッズです。
学習塾や小学校の授業でも使われていて、子供たちに楽しいと大人気です。

 

ルールは簡単。

黒サイコロ2個の合計になるように、残りの白サイコロ5個を回転させ、「たす・ひく・かける・わる」を組み合わせて計算するのです。
白サイコロは一度ずつしか使えませんから、いろいろな計算方法を工夫しながら試行錯誤を繰り返すことになります。

 

何度も計算を繰り返すうちに、自然と計算力が高まり、思考力が身に付いていきます。
いろいろな作り方を試す柔軟な発想力と、素早く答えを導く計算力を高めるのにぴったりのアイテムです。

 

ちなみに、これと似たような遊びに、「車のナンバープレートの4つの数字を使って10を作る」という遊びが昔流行りました。
感覚としてはそれに近いものになります。

 

このアイテムは数字が嫌いな子が楽しみながら取り組めるのはもちろん、数字が好きな子は何時間でも夢中になって取り組みます。
いろいろなパターンが考えられるので、飽きずに何度でも取り組めるのがいいですね。

 

 

⑤物語が好きな子にはこれ!「数の悪魔ー算数・数学が楽しくなる12夜」でストーリー的に算数を理解する!

 

「数学嫌いのために書かれた本」と銘打っている本書。
物語形式で話が進んでいくので、算数が嫌いな子ほど自然とお話の世界に入っていけるようです。

 

『The Number Devil: A Mathematical Adventure』の邦訳。
過去の詰め込み勉強が原因で、数学嫌いになってしまった人はけっこう多いのではないだろうか。本書は、そんな人に向けて書かれた数学の本である。
内容は、数学嫌いの少年ロバートの前に現れた数の悪魔が、毎晩夢の中で数学の魅力を教えるというストーリー。今まで数学アレルギーに悩んでいた人でも、無理なく読み進めていくことができる。
ここで登場するのは素数と無理数、フィボナッチ数、パスカルの三角形、無限と収束、ウソつきのパラドックスなどで、いずれも数学の楽しさを味わうのにぴったりの題材。実生活から離れたものとして数学を捉えていた人に、数学が身近なものだということを教えてくれる。「数学には興味がない」という人にはおすすめの1冊。
引用:amazon販売ページ

 

かつての数学者たちが「数の悪魔」として主人公ロバートのもとにあらわれ、楽しい数学の話をしてくれるお話です。
ロバートが算数や数学が大嫌いな少年なので、算数嫌いの子供たちは、ロバートに感情移入しながら楽しく読むことができます。

 

12の夜に分かれていますので、一日1夜ずる読み進めてもいいのですが、ハマってしまうと一度に読破する子も少なくありません。
ちなみに、大人が読むと眠れなくなるくらい面白いです。
自分も子供の時にこういう本に出会っていたらもっと算数や数学が楽しかったんだろうなあという本です。

 

「すべての数字は1と0で表すことができる」など、子供の心をひきつけるテーマでお話が進んでいきます。
なので、物語を読んでいる子供は算数を勉強しているという感覚は全くありません。
それなのに、いつの間にか自然と計算に取り組んでいたり、数学的な思考力をはたらかせたりしているのです。

 

お話は好きだけど、算数は嫌い、というお子様にぜひオススメの一冊です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

どのアイテムも算数が嫌いな子でも取り組みやすいものとなっています。

また、算数が好きな子でも十分に楽しめるようなレベル設定もあり、嫌いな子は初歩から、好きな子はどんどん進んでいく、というようにどちらにも対応できる優れものを中心に紹介させていただきました。

 

自分が子供の時に出会いたかった、、、と思うような素晴らしい教材が今の時代にはたくさんあります。
ぜひ、教科書だけ、学校の勉強だけで終わらせずに、家庭や友達との遊びの中にも取り入れ、みんなで楽しみながら数に対する苦手意識をなくしていきましょう!

 

まずは「楽しむ!」そして、「考える」ことが大切です。

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退勤定時マン@とき
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