バウンスオフでコーディネーションに挑戦!
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あなたはバウンスオフというテーブルゲームを知っていますか?
あの大ヒットカードゲーム「UNO」を発売しているマテルゲームスから登場した、海外で大流行している遊びです。
ルールはとってもシンプルです。
指令カードのカタチになるように、付属のトレーを目指してボール投げ入れて、最初に自分の色のボールでカタチを完成させた人の勝ちとなります。
実際に買っていろいろと遊んでみた結果、なかなか良い感じでしたのでご紹介します。
目次
バウンスオフとは?
まずは、プレイ動画が分かりやすいのでそちらをご覧になってみてください。
このように、カードに書かれた形を自分のチームのボールで再現したら勝ち、という極めてシンプルなゲームです。
1対1の二人対戦もしくは2対2の四人対戦で楽しむことができます。
シンプルなのに奥が深い、というのがこのゲームにハマるポイントではないかと思います。
ただボールを1バウンド以上させてトレーの中に並べていくだけですが、その過程で実に様々なやり取りが生まれます。
誰でも楽しむことができる!
パッケージの対象年齢は7歳以上となっていますが、個人的な感想としては、形を認識できて、その形を作るというルールさえ理解できれば3歳でも十分に楽しめる遊びだと思います。
私が一緒に取り組んだ子供の中では、4歳の子が最年少でしたが、しっかりとルールを理解して楽しんでいました。
以下に書くような調整力や戦略的思考力を発揮して、考えながら真剣に取り組んでいました。
黄色い指令カードが難易度低、青い指令カードが難易度高となっているので、小さい子供も一緒に行う場合、最初は黄色いカードから始めてみて徐々に難易度をあげていくのがいいでしょう。
また、年齢によるハンデを付ける場合は、上の子は必ず1バウンドでトレーに入れる、という縛りなどをつけるとゲームのバランスが取れて、異年齢でも楽しく遊ぶことができるようになりますよ。
コーディネーション=調整力が鍛えられる!
バウンスオフは遊びとしてもシンプルに楽しいですが、他のゲームではなかなか鍛えることのできないコーディネーション能力=調整力を鍛えることができる点が素晴らしいと感じました。
調整力とは、自分の思った通りにものや体を扱う力のことで、距離感や対物感覚にもつながってきます。
ボールを狙ったところに入れるのは案外難しいもので、その技術を磨く過程でものを操作する力が高まります。
このときの操作とは、指先で細かいものを扱う技術ではなく、自分とものとの距離感や自分から放たれるものの扱いに結びつくものです。
直接つながる例でいえば野球やサッカー、バスケットボールなどの球技全般、間接的な例でいえば日常の歩行動作や持ち物管理などにもかかわってきます。
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この力が十分に発達していないと、何もないところで転んだり、いろいろなものにぶつかったりすることが多いです。
うちの子は転びやすい、と悩んでいる方はこれで遊びながら鍛えてみても面白いかもしれません。
実は戦略的思考が身に付く!
このバウンスオフで遊んでいて、「おっいいな!」と思った点があります。
それは、攻めと守りを同時に行うので、その駆け引きの中で戦略的思考力が育まれるというところです。
私自身、最初は意識していなかったのですが、勝負が進んでくると
「カードの形を完成させるために、自分のボールがつながるように投げる」
「相手にカードの形を完成させないために相手のボールとボールの隙間に自分のボールを投げる」
といった攻めと守りの駆け引きが生まれてきます。
どのタイミングまで攻めるか、いつ相手の邪魔をするか、といったことを自然と考えながら取り組むので、実は非常に頭を使う遊びであることが分かりました。
相手の邪魔をし続けていたらいつまでたっても勝つことはできないし、自分の形ばかり気にしていたらいつの間にか相手に形を完成させられてしまう。
バウンスオフは、攻守が同時に行われることで、攻めと守りのバランスを考えなければならない、という思考を促すゲームなのです。
まとめ
目と手の協応動作のトレーニングにもなり、調整力が鍛えられるバウンスオフ。
更に、攻めと守りの駆け引きで思考力も育むこともできます。
子供からおじいちゃん・おばあちゃんまで幅広い年齢でテーブルを囲んで楽しむことができます。
ぜひ、家族の絆を深める新しい遊びとして取り入れてみてはいかがでしょうか?
(あとがき)
我が家はバウンスオフにはまりすぎて、元々は洗濯物を干す人を決める勝負だったのに、30分間も熱中して戦ってしまいました。
その間、洗濯が終わった洗濯物は洗濯機の中に入ったまま・・・。
結局、勝負が終わった後に全員で大急ぎで干しました(笑)
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