子供の反射神経と目の力を育むおもちゃ3選
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こんにちは。
皆さんのお子様は目で見て情報を処理したり、素早く反応したりすることが得意でしょうか?
今日は楽しみながら目で見て情報を処理する力や、素早く反応する力を高めることができるおもちゃを紹介します。
おもちゃだからと侮ることなかれ。
大人が本気になって勝負をして負ける姿がしばしば見られます。
UNOやトランプなどと並んで、これからの時代、一家に一台置いておけるような素敵なおもちゃを紹介します。
幼児期向けのキッズ版や英語の学習ができるものもありますので、ぜひ手に取って遊んでみてください。
目次
アメリカで大ブームのカードゲーム!「ドブル」
今回紹介するのは「ドブル」というカードゲームです。
2009年にフランスで発売され、アメリカでは「Spot It!」という名前で大ブームを起こしました。
何と世界でシリーズ700万個以上を販売している大ヒットボードゲームなのです。
日本ではまだあまりなじみがありませんが、世界ではUNOやトランプと同じように親しまれているのです。
ちなみに、このドブルは日本経済新聞「NIKKEIプラス1」の「世界のボードゲーム」ランキングのこどもカテゴリーで1位を獲得しています!
それだけ世界で楽しまれている遊びだということが分かりますね。
ドブルは、それぞれに50種類以上のマークの内から8つが描かれた55枚のカードで遊ぶゲームです。
全てのカードは他のカードとたった1つだけ共通するマークが描かれており、それを探すことがゲームの目的です。
このゲームでは、先に2枚のカードの間に共通するマークを見つけて宣言し、
そのカードを遊んでいるミニゲームのルールで決められた通りに獲得したり、捨てたり、別の場所に置いたりします。
引用:ホビージャパン公式サイト(https://hobbyjapan.co.jp/dobble/)
詳しい遊び方については、以下の動画で分かりやすく紹介されています。
このゲームには、次のような良いところがあります。
・ルールが単純明快で年齢に関係なく家族や友達など、誰とでも楽しめる。
・絵柄がカラフルで親しみやすい。
・じっくり考えるのではなく、次々に進んでいくので、思考と反応が鍛えられる。
・↑の理由により、1枚取れなくても気持ちを切り替えて次に挑戦できるようになる。
・持ち運びが手軽、場所も取らないので、旅行先など場所を選ばずに遊ぶことができる。
そして、ドブルで遊んでいるうちに、知らず知らず次のような力が伸びていきます。
・次々と進んでいく物事に対処するためのスピード
・ある範囲の情報の中から、自分にとって必要なものを見つける観察力
・見つけた情報に対して素早く反応する反射神経
これらの力は、実は日常生活ではなかなか身に付けることが難しい能力です。
そして、この力を伸ばそうと訓練しようとすると、つまらなかったり難しかったりするものが多く、苦戦しがちなのです。
このドブルを使うことによって、夢中になって遊ぶうちにメキメキと力が伸びていきます。
人間は、夢中になっている時の方が神経が活発に働きますので、そういった意味でも遊びの中での学習効果は高いです。
実際にドブルを使って遊ぶときには、絵柄が50種類以上もありますので、一通り名前を確認した方がよいでしょう。
中には、鍵と鍵穴など、よく似た絵柄のものもありますので、注意が必要です。
5歳以下のお子様にはコチラ!「ドブル キッズ」
小学校入学前のお子様がドブルで遊びたいときには、こちらの「ドブル キッズ」がおすすめです。
ドブルを小さいお子様用に改良したもので、絵柄の種類が約30種類になり、絵柄も分かりやすい動物になっています。
「ドブル・キッズ」は、「ドブル」を4歳以上の子供向けにアレンジしたゲームです。「ドブル」が50種類以上のシンボルの中から8種類が描かれたカード55枚で遊ぶのに対し、「ドブル・キッズ」では30種類以上の動物のうち6種類が描かれた30枚のカードで遊びます。全てのカードは他のカードとたった1つだけ共通する動物が描かれており、それを探すことがゲームの目的です。
(引用:公式サイト:http://hobbyjapan.co.jp/gamelist/dobble_kids/)
大体の遊び方は「ドブル」と変わりありません。
こちらのキッズバージョンでは、イラストが動物に変わっていますので、小さいお子様でも直感的に分かりやすく、取り組みやすいのが特徴です。
公式サイトでは対象年齢が4歳以上となっていますが、3歳の子供でも十分に取り組めました。
3歳くらいの子供は「ゾウ!」「ネコ!」など、楽しみながら遊んでいました。
2歳くらいの子供だと、スピードというよりは、それぞれのイラストを見て楽しんだり、同じものを何とか見つけて喜んだり、というところでしょうか。
動物のイラストがカラフルで目を引くデザインなので、見ているだけでも楽しめます。
2歳の子はひたすら眺めて楽しんでいる様子でした。
神経系の発達は4~5歳頃までに、約80%まで発達するので、その年齢までにできるだけたくさん神経の発達を促すような遊びをすることが重要です。
そういった意味では、小さい頃からこの「ドブル キッズ」で遊んで神経系を伸ばしておくことは、その後の発達を考えると、非常に大切なことだと考えられますね。
英語の勉強に最適!アメリカでも使われている「Spot It! Alphabet Card Game」
最後に紹介するのは、大ブームを起こした欧米の家庭でも実際に使われているモデルです。
アメリカやフランスでは、アルファベットの学習の初期導入として使われることが多いです。
また、日本の英語教室などでも、導入として使っているところもあります。
このアルファベット版のドブルはシンボルがイラストではなく、アルファベットと記号(ハートや星など)になっています。
このアルファベット版ドブルを遊ぶだけで、基本的なアルファベットの読み方は全て押さえられるようになります。
また、ゲームを通して間違えやすい文字の注意をすることができますので、日本人の苦手な「R」と「L」の違いや、似ているアルファベットの混同(「B」「D」、「L」「M」「N」)を防ぐ(修正する)ことができます。
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どうしてもテキストで学ぼうとすると、何回も発声を繰り返し、つまらなくなっていく・・・。という悪循環に陥りやすいですが、このゲームを使うことで、少しでも多くのカードを取るために、自ら修正し、チャレンジしていく力が身に付きます。
詰め込みすぎには注意ですが、英語学習を始めるには導入として最適なゲームであると言えるでしょう。
ちなみに、「アルファベットはもうバッチリ!」というお子様には、基本的な易しい英単語とイラストで構成されている
「Spot It! Basic English Card Game」
というものもあります。
こちらは、小学生~中学生の英語学習初心者の学習から、中級者のウォーミングアップまで幅広く使うことができますので、英語を学ばせたいと思っている親御さんにおすすめです。
まとめとおまけ
いかがでしたでしょうか。
今回は世界で大流行している新しいカードゲーム3種類をご紹介いたしました。
UNOやトランプも頭を働かせながら取り組めるのがいいですが、ドブルは更にスピードも伸ばすことができます。
また、ルールが非常に簡単なので、難しい説明やルールの理解が難しいお子様でも楽しく取り組むことができるのも特徴です。
兄弟、親子、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に遊んでも楽しいゲームですので、ぜひご家庭の団らんに取り入れてみてはいかがでしょうか?
※おまけ
このドブルですが、実は紹介した以外にもいろいろなバリエーションで販売されています。
アナ雪モデルやピクサーモデルなど、様々な種類がありますので、お子様の好きなものや取り組みやすそうなものから始めてみることをおすすめします。
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