部首って何?目からウロコの部首の見分け方!

目安時間:約 9分

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突然ですが、皆さんに質問です。

 

「聞」「閣」「問」

 

この三つの漢字の部首は何か分かりますか?

 

「え?全部『門』じゃないの?」と思ったあなた。

実は違うんです。

 

何となくこれかな・・・と見当をつけている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

実は、この三つの漢字は全て部首が異なります。

「門」が部首の漢字はあるのでしょうか?

 

今日は部首について記事にしてみました。

「門」が部首の漢字は一つだけ!

上記三つの漢字の部首は左から順に、

 

「耳」「門」「口」

 

が部首となります。

 

どうして両端の二つは門ではなく「耳」と「口」なのか、真ん中だけ「門」になるのか。

今日お伝えする判別方法を知れば、一年生でも部首を見分けられるようになります。

 

部首について知識を身に付け、日々の漢字学習や文章読解に役立てましょう!

 

そもそも部首って何に役立つの?

判別方法についてお伝えする前に、そもそも「部首」は一体何の役に立つのかについて考えてみましょう。

 

部首とは、

漢字の字書で、漢字を字画構成に従って部分けをし、各部ごとにその共通要素である字形を頭に示して索引の用に当てたもの。(出典:デジタル大辞泉)

と記されています。

 

何だか難しいので簡単にまとめると、「漢字を調べるときの索引の役割」として存在しています。

 

漢字辞典などでは、部首ごとに索引がまとめられていることが多いので、部首が分かっていると簡単に調べることができるようになります。

 

 

注目するのは「意味符」と「音符」

それでは実際の判別法について解説していきます。

例として、最初に挙げた「聞」「閣」「問」の三つの漢字を使って説明していきますね。

 

まず、それぞれの漢字の読みを調べてみましょう。

 

「聞」…ブン・モン・き(く)

「閣」…カク

「問」…モン・と(う)

 

上記のように読みが分かりました。

次に、調べた読みのうち、「音読み」に注目します。

 

「音読み」とは簡単に説明すると、昔の中国の発音をもとにした読み方のことです。

辞書などではカタカナで表記されているものです。

 

三つの漢字から音読みを取り出すと以下のようになります。

 

「聞」…ブン・モン

「閣」…カク

「問」…モン

 

そこから、漢字の中にその読みを表現する漢字(音符)が含まれていないかを探します。

すると、以下のことが分かります。

 

「聞」「モン」と読む「門」が含まれている。

 

「閣」「カク」と読む「各」が含まれている。

 

「問」「モン」と読む「門」が含まれている。

 

このように、それぞれの漢字の音を表す部分を「音符」といいます。

上記の三つの漢字の場合、順番に「門」「各」「門」が音符となります。

 

そして、残った「耳」「門」「口」のことを「意味符」といいます。

 

音符があることによって漢字の読みが分かり、意味符があることによって漢字の意味が分かるようになります。

 

「意味符」が部首になる!

ここまで分かればもう簡単です。

鋭い方はもう気付いていらっしゃるかもしれません。

 

「音符」と「意味符」のうち、部首になるのは「意味符」です。

 

つまり、

 

「聞」の部首は「耳」

「閣」の部首は「門」

「問」の部首は「口」

 

ということが分かるわけです。

 

これを知っておくと、読みさえ分かればすぐに部首を見分けられるようになります。

いくつか他の例も見てみましょう。

 

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部首の判別にチャレンジ!

これから三つの漢字の部首判別にチャレンジしてみましょう。

大切なのは「意味符」が部首になるということです!

 

①個

 

②囲

 

③想

 

さあ、部首はどれか分かりますか?

 

「意味符」に着目して考えてみてくださいね。

 

部首判別の答え合わせ

それでは正解発表です!

順番に答えを見てみましょう。

 

①亻(にんべん)

 

②口(くにがまえ)

 

③心(こころ、したごころ)

 

全問正解できたでしょうか?

簡単に解説していきます。

 

①個

個は「コ」と読むので、「固」が音符に当たります。

そのため、意味符となる「亻」が部首となります。

 

②囲

囲は「周囲」の囲ですので「イ」と読みます。

「井」が音符になるので、「口」が部首となります。

 

③想

これは少し紛らわしいですね。

この方法を知らないと、「木」なのか「心」なのか迷うところです。

ですが、「想」は「ソウ」と読むと分かれば音符は「相」と分かり、

意味符が「心」とすぐに分かり、部首も「心」と決まります。

 

漢字は成り立ちによって様々な形や意味をもちますので、もちろんこれだけでは見分けられない例外もあります。

ですが、小学校段階で習う漢字の多くはこれで対応できますので、子供たちもとてもスムーズに部首の判別ができるようになります。

 

ぜひ試してみてください。

 

まとめ

<部首の判別方法>

・その漢字の「音読み」を調べる。

「音符」「意味符」に分ける。

「意味符」が部首になる。

 

上記の方法で簡単に部首を見分けられるようになります。

原則さえわかってしまえば、一年生でもできますので是非試してみてください。

 

ちなみに、部首から入ると漢字の学習が楽になるみたいです。

部首を使った学習グッズとして以下のようなものがおすすめですので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

あと、教師なら以下の漢字辞書は必須でしょう。
コンパクトにまとめられていて、非常に便利ですよ。

 

 

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管理人:みんこ

東京都を中心に児童の発達に関わり8年目。
学習・運動・心理など、幅広い面から児童の生きる力を育むためのサポートをしている。

保護者向けのアドバイスはもちろん、小学校教員や児童本人とも一緒に取り組み、一人一人がもっている力を最大限発揮できるよう尽力中。

健康オタクで健康に関するものは片っ端から手を出している。
ハマったものにはとことんのこだわりタイプ。

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