新一年生、スタートの秘訣は○○○にしないこと!?
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この1週間で多くの新一年生が入学式を迎えます。
兄姉がすでに小学校に通っているなら良いのですが、そうでない場合、お母さん、お父さんにとっても初めての小学校。
何だかドキドキしてしまいますね。
今回は、小学校生活を始めるにあたって知っておくとよいポイントを紹介していきます。
目次
過保護にしない
多くのお母さんが無意識に、というか子供への愛情ゆえにやってしまっているのが、過保護になることです。
幼稚園、保育園では基本的に親や多くの先生がピッタリくっついていることが基本だったかもしれません。
小学校では、基本は担任、サポーターがついても1人。
友達同士で助け合い、支え合うことも必要となります。(というか、それを学んでいくことが大切です)
集団行動の中で、少しずつ自立を促していくわけなのですが、なかなか入学したてのお母さんはこの不安が拭えないことが多いです。
その結果、「うちの子は不安が強くて、初めてのことに挑戦できないので、、、、」と、強い不安から過保護になってしまっている、というケースがよくあります。
子供にレッテルを貼っていませんか?
「うちの子は不安が強くて、、、」
「運動が苦手で、、、」
「キレやすい子で、、、」
「人見知りなんです、、、」
新一年生のお母さん方から、このような相談を受けることがよくあります。
そんなお母さん方には、必ず「お子さんの良いとこはどこですか?」と聞き返します。
これが言えればとりあえずはOK。
考え込んだり言えなかったりした場合、「お母さんの不安が子供の姿に表れてるかもしれませんね。」と伝えています。
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レッテルを貼ると、その通りの子になる
不思議なもので、「この子は〜な子だ」というレッテルを貼って関わると、本当はそうではなくても、その通りの姿に変わっていってしまうのです。
つまり、お母さんが「うちの子は人見知りで、、、」と自分の子供にレッテルを貼ってしまうと、本当は人見知りではないのに、人見知りになってしまうのです。
小学校への入学時の聞き取りで、「人見知り」「不安が強い」「落ち着きがない」などの引き継ぎを受けた子が、入学してみると、全くそんな問題はなく、楽しく小学校生活を送れている、というのはよくある話です。
これは、親や園の先生など、今まで関わっていた大人のフィルターが外れ、新しい環境で純粋にその子自身を表現できるようになったということが大きな要因の一つだと考えられます。
良いところを伸ばす視点で関わる
では、子供を伸ばすためにはどうしたらいいのか?
それは、良いところをたくさん認め、それを伸ばすように関わることです。
理想の子供像を作り上げ、そこから減点法で子供を見るのではなく、0から子供の姿を見つめ直し、良いところをたくさん見つけていく加点法で関わるようにしましょう。
すると、今まで見えてこなかった子供の良さがたくさん見つかると思います。
その一つ一つを大切な長所、良いところであると本人や周りに積極的に伝えていきましょう。
親バカじゃないか、と不安に思われる方もいるかもしれませんが、親バカの何がいけないのでしょうか?
自分の子供ですよ?バカになるくらい可愛いって素晴らしいじゃないですか。
親がそのくらい関わってあげずして、誰が親の愛を与えられるのでしょうか?
ただ、一つだけ注意。
親バカと過保護は違います。
たくさんの愛情を注ぎながら、子供の姿をしっかりと見つめ、良いところを認めていくことが大切です。
子供のできてないところをどんどん引き算していって、過保護になるのは親の愛とは言えません。
肯定的に、学校と一緒に子供の良いところを伸ばしていく視点で関われると良いのではないでしょうか。
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