子育て

【レジリエンス④】生活習慣を確立させる3本の柱

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レジリエンスについての記事も第4回目となりました。

 

(参考)

第1回 レジリエンスの概要

第2回 レジリエンスが高い人の3つの共通点

第3回 レジリエンスを育む4つのステップ

 

今回は、第3回で紹介したレジリエンスを育む4つのステップのうちの1つ目、「生活習慣を確立する」ためのポイントについて紹介していきます。

 

生活習慣を確立させるために大切な「家庭」「学校」「地域」の3つの柱を押さえて、お子さんが安定した環境で過ごせるように整えていきましょう。

 

目次

柱① 基本はやっぱり家庭

まずは、1本目の柱であり、一番大きなウェイトを占める家庭について。

やはり、基本的な生活習慣の大部分は家庭で形成される要素が大きいです。

 

家庭でどのような工夫をしていけばよいかを知り、生活習慣の土台を作りましょう。

 

栄養のある食事と良質な睡眠を!

子供の心と体を育てるのに、食事と睡眠は不可欠です。(もちろん大人もですが)

 

食事はバランスのとれたものを。

できるだけ、食材や調理法に偏りが出ないほうがいいですが、親の負担がきつくなりすぎないよう、無理はしないでくださいね。

 

食事の回数は、大人の場合は2食がいいとか朝はいらないとかいろいろな議論がありますが、子供はたくさんの栄養が必要なので3食とるようにしましょう。

 

特に、朝を抜くと学校で頭が働かなくなるので、必ず朝ご飯は食べること。

ついでに言うと、夜は早めに済ませた方が(就寝3時間くらい前まで)、睡眠の質が高まりますよ。

 

続いて、睡眠ですが、可能な限り、決まった時間に寝て決まった時間に起きるようにしてください。

寝る前1時間はテレビなどの電子機器に触れない、というのが理想ですが、デジタルネイティブな今の子供たちには非現実的なところもあるでしょうから、せめて30分前にはやめる、というのを目標に頑張ってみてください。

 

食事と睡眠を整えるところから生活習慣の確立は始まりますよ!

 

1日の予定を確認する

あなたは、お子さんと1日の予定の確認をやっていますか?

意外とやっていない家庭が多いですが、やってみると効果が大きくおすすめです。

 

朝はあわただしいので・・・と言われる方も多いですが、5分程度で終わります。

慣れてくれば、3分もかからずに確認ができるようになるでしょう。

ぜひ、朝の時間に見通しをもてる時間を作ってあげてください。

 

方法は紙に書いてもいいですし、ホワイドボードなどでもいいと思います。

私のオススメは、100均に売っているホワイトボードのマグネットタイプ。

何度でも書き直せるし、マグネットで貼り付けられるので使いやすいです。

 

用意した紙(ボード)に、1日の予定とその時間を書き込み、子供と一緒に確認しましょう。

項目としては、以下のような内容を時間と共に書いておけば、まずは十分です。

ちなみに、今後時間の長さを意識できるようにするため、時間を一緒に書いておくことはとても大切ですので、必ず書くようにしてくださいね。

 

・起床時間

・家を出る時間

・学校の時間割(ひとまとめにして「学校」でもOK)

・帰宅後の行動と時間

・夕食

・お風呂

・寝る準備

・就寝

 

これだけあれば、見通しとしては十分です。

もちろん、予定なので変更があっても構いません。

また、こんなに書くとパンクするのでは・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが大丈夫です。

 

これを覚えて暗唱できるようになるのが目的ではありません。

大まかな流れを確認し、後は必要に応じて確認できればよいのです。

 

お母さんも、子供と一緒に確認したという証拠があるので、声をかけやすくなるのもポイントです。

ぜひ、まずは簡単な表でいいですから、一日の見通しをもてるよう確認してみてください。

 

荷物の管理で整理整頓を身に付ける

次に大切なことは、自分の持ち物を管理すること。

 

これは驚きの数字なのですが、なんと人は人生の150日以上の時間を探し物に費やしているそうです。

ちなみに、これは成人になってからの時間で計算しているので、子供の時間も含めると、その数値は更に大きいものになります。

 

それだけ世の中は分かりづらく、物に溢れているのです。

 

子供の内から整理整頓の力を身に付けておくのは、もはや必修と言えるでしょう。

 

基本はしまう場所を決めてネーミングを付ける

基本的な整理整頓の方法は「ルール化」です。

道具や荷物の置き場所を決め、使うときの手順や使った後の片付け方などをルールとして定めます。

(このときに、目で確認できるよう紙に書くなどしておくと、後で確認できるので効果大です)

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なお、ルールを決める時には、子供と一緒に考え、合意を得ながら決めていくようにしましょう。

勝手に決められたルールだと従うのが嫌になりますが、一緒に考えたルール(自分で考えたルール)であれば、守ろうと努力するようになります。

 

そして、そのルールに従って持ち物の管理をします。

あまりにもルールを守るのが難しいようであれば、一度時間を設けてルールの見直しをしていく必要があるでしょう。

 

(例)

・プリントは全てダイニングのレターケースの上に置く。

・おもちゃは全てまとめておもちゃ箱にしまう。

・ランドセルを置く箱を決めて、帰ってきたらその箱の中に入れる。

・教科書は必ず机の本棚に並べてしまう

 

いくつか簡単な例を挙げてみました。

大切なポイントは「具体的に」ルールを決めること、「おおまかに」分類して決めることです。

 

プリントならプリント、おもちゃならおもちゃとおおざっぱに分類します。

提出するプリント・お知らせのプリントと分けたり、大きなおもちゃ・電車のおもちゃ・動物のおもちゃと分けたりしていると必ず例外が発生してルールが崩れます。

 

片付けられない人たちの共通点は、細かく分類しすぎることなのです。

一つのジャンルに一つの置き場、ということを意識して整理整頓の意識付けをしましょう。

 

とにかく安心できる場所に!

前回の記事で、「家庭は心のガソリンスタンド」と書きました。

いろいろしつけをしなくてはならない親の気持ちも分かりますが、まずは何よりも「安心」できる環境でなくてはなりません。

 

あなたは毎日お子さんに「大好きだよ」と伝えていますか?

お子さんのことを抱きしめてあげていますか?

 

うちは伝わってる、なんて思ってしまっていませんか?

確かに伝わっているのかもしれませんが、それを表現するかしないかでは大きく違います。

 

ぜひ、毎日寝る前の一度だけでもいいので「大好きだよ」と言って抱きしめてあげてください。

毎日続けていくうちに、お子さんの様子が変わっていくことに驚かれることでしょう。

 

家族からの愛によって、子供の心は満たされていくのです。

 


 

柱②学校での生活リズムを作る

これは、ある程度学校の先生の配慮や相性の問題もあり、家庭だけで完結することはできないので難しい点もあるかもしれません。

 

朝の会などで、1日の見通しをホワイトボードなどに書いて確認してくれる先生であれば素晴らしいのですが、なかなか全員がそうとは限りません。

 

そういう時は、前述した家庭で行う朝の確認のときに時間割をチェックしたり、ランドセルのポケットにその日の時間割をメモしたものを入れておいたりして、見通しがもてるように工夫しましょう。

 

学校は時間で動いているので、特に時間への意識が重要になります。

 

家庭でできるサポートとしては、学校のそれぞれの時間を感じられるようどれくらいの長さか計って体験しておくことも効果的です。(休み時間の20分、授業の45分など)

 

柱③地域とのかかわり

三つ目の柱である地域は、友達や他者とのかかわりです。

 

友達と遊ぶときのルールを決めたり、地域の人達と関わるときの礼儀などがこれにあたります。

 

友達と遊ぶときの決まり事がないと、いつまでも遊んで帰ってこなかったり、やってはいけないことをやったりしてしまうことがあります。

 

それが常態化していくと、非行などにもつながりかねませんので、しっかりとルールを決めておきましょう。

 

遊びに行くときには必ず事前に了解を得たり、難しい場合にはメモ書きを残すなどの工夫が必要です。

 

・誰と遊ぶのか

・どこで遊ぶのか

・何時に帰るのか

 

最低でも、この情報は伝えることを徹底させましょう。

 

遊ぶときのルールについては、各家庭によってさまざまだとは思いますが、

 

・帰宅時間

・やってはいけないこと

・行ってはいけない場所

 

これくらいはルールとして決めておくとよいでしょう。

 

生活習慣を確立することで、レジリエンスの基礎ができる

安定した生活は、安定した心を育みます。

 

そのためには、まずはしっかりとした生活習慣を確立すること。

家庭はその大部分を占めています。

 

今一度、お子さんとの関係を見なおして、生活習慣を確立するために工夫できることはないか、探してみてください。

 

安定した心が育つことで、折れても曲がっても再び立ち直ることができる「しなやかな心」の土台ができあがっていくのです。

 

(あとがき)

ふと、街中を歩いていて思ったのですが、今年は紅葉が遅い気がします。

東京で、12月に入ろうとする時期にまだまだ紅葉がキレイに、所によっては色づき始めの姿が見られ、少し驚きました。

紅葉の真っ赤に燃える色は大好きなので、個人的には嬉しい気持ちです。

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退勤定時マン@とき
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